九成宮を臨書

こんにちは、店主の高井郁朗です。

 

唐代の楷書、九成宮醴泉銘の臨書です。

 

 

今日は、点画どうしの接し方に注目してください。

というより、接しなくて離れているところを見てほしいと思います。

 

一つ目は、「物」の最後の2画の左払いです。

ここの起筆を二つとも離しています。

 

二つ目は、「百」の四角で囲まれた中の横画です。

これもギリギリ左右の縦画に接していません。

 

点画を離すことによって字を大きく見せています。