江戸時代後期から明治20年頃まで活躍していた商売用の車です。
人力で、前と後ろと二人ぐらいで国東半島一円を外商していたと思われます。
車輪も軸棒も木製です。
明治17年の「地掛り取立帳」です。
高井幸治郎は、当店の3代目で私より4代前の人です。
このころまで、上の外商用の車を使っていたようです。
「地掛り取立帳」を開いたところです。
もちろん当時は墨で書かれています。ほとんど読めません。
二つの看板とも、電話番号は15番です。
虫に喰われて表紙がボロボロですが、大正15年の商売用の日記帳です。
上の日記帳の中身です。
外商に行った先での掛売りの記録が書かれています。日付とお客様のお名前と金額などを記しています。
日記帳の裏表紙です。
この写真は、昭和35年頃のもので、6代目博爾と愛犬ベルです。